「誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護等に関する条例」通称、ノーマライゼーション条例は、1年にわたる準備を経て、議員提案ではなく通常議案として、2011年2月定例会に上程され、3月4日可決成立しました。
この条例の制定にあたって、学識経験者などによる「条例検討専門委員会」、市内のほぼすべての障害者団体の代表による「100人委員会」が作られ、1年にわたって活発な議論がおこなわれました。それらの意見集約の上に議案が作られました。

これは「われわれのことを我々抜きで勝手に決めるな!(Nothing about us without us!)」という障害者権利条約の精神に基づいた画期的なものでした。

あれから、8年。条例は市政にどれほど根付いたのでしょうか。

国連・障害者権利委員会では、2014年に批准した障害者権利条約に基づいて日本が2016年に提出した「政府報告」を受けて、障害者権利条約の実施状況についての日本の審査を2020年に実施する見込みとなっています。折しも、障害者団体によって、障害者側からみた政策評価がパラレルレポートとして国連・障害者権利委員会に提出されようとしている時でもあります。
バリアフリー調査を再び始めることにしました。

植竹公民館 高ヒット

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
新年最初のバリアフリー調査はさいたま市立植竹公民館。改修が予定されているとはいえ、どんな状況なのか調べに行きました。
職員の方のお話を伺い、改めて、問題点を整理しました。

 

1 段差だらけ! 道路からのアプローチがまず、問題。写真以上に段差が大きいと感じます。車いすが後ろにひっくり返るのではないかという恐怖を覚えます。一人では無理。降りるときも怖くてバックで降りました。


2 もともとバリアフリーに設計されていなかったものをなんとかバリアフリー化しようとしてきた努力の跡が散見します。エントランスのスロープや上がり框。靴を脱いで入ることも時代を感じさせますが、トイレなどいたるところに段差があります。
高齢者の方なども使いづらいですよね。


3 ここは一時避難場所になっています。災害時には、近隣の方が非難されてくるわけです。しかしながら、受け入れ態勢は万全かというと程遠い感じ。備蓄されている毛布は10枚程度。早急に対策しないと大変だと痛感。


4 隣接する児童館も同様。障害児の受け入れに際しての情報保障・コミュニケーションのための施設的な整備が必要のようです。

 

カテゴリ内ページ移動 ( 22  件):     1  2  3  4  5  6  7  8  .. 22